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第三十二話 大雪物語

 今日は平成28年1月25日、数十年に1度という大雪で朝を迎えました。この記録的な雪を降らせた大寒波は、北は北海道から南は何と南西諸島をも覆いました。奄美大島に至っては実に115年ぶりの雪だそうです。この凶暴なまでの寒波の来襲によって日本中の公共交通機関は麻痺し、高速道路は閉鎖され、一般道もすべて凍結。この久留米も、まさに氷河期到来の3日間でありました。
 その気象学的メカニズムの説明は専門家にまかせることにして、ちなみに私は戌年生まれ。そう、犬は雪が大好き。イヌはよろこび庭かけめぐるもの。私もこの奇跡の大雪を楽しまなければ天に背くことになります。この日を夢見て私は5年前に、20年落ちの中古4WD「ハイラックス・サーフ」を購入し、買い値よりも維持費が上回りながらも所持し続けました。早速私はその年寄り四駆を駆って、自宅前を流れる高良川の源流を目指しました。水車谷あたりから、予想通りそこは一面の銀世界。ここは北陸か東北かと見紛うほどです。真っ白な雪の路面をしっかりグリップしながら安定した走行を見せてくれる老四駆は頼もしい限りです。一ノ瀬地区を越え、数百メートル走ると林道も狭く急になり、若干の緊張感を要します。やがて久留米の秘境と呼ばれる杉谷地区までもう少しというところで、突然、黒い何者かが車の前に現れました。私が慌ててブレーキを踏むと、車は雪上を数メートル滑って止まりました。突然現れた黒い物体、よく目を凝らして見ると、それは何と!
〜次号へ続く〜