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第二話 引きこもりオヤジの独り言

 最近私はテレビっ子です。夜は外では飲まず、毎日自宅でイッパイ飲りながら、スカパーのドキュメント番組や映画鑑賞三昧の日々で、いわゆる「引きこもりオヤジ(あくまで「夜」だけ!)」です。長編の映画などは、クライマックスあたりになると、私のヨッパライ度もクライマックスになっていて、結局映画のストーリーの記憶が途中で飛んでいるのです。レンタルビデオなど、同じものを3度も借りてしまったことがあります。息子は「若年性アルツ」ではないかと本気で心配しています。
 そんな日々の中で、最近気になることがあります。それはハリウッド映画や、アメリカのドキュメント番組の再現シーンなどの「日本語吹き替え」です。日本の声優たちの間ではなにか共通したセオリーのようなものでもあるのでしょうか?どれも同じような口調で、あの現実離れした言葉の言い回しが、私には鼻につくのです。
 
 たとえばの例 〜アメリカの男女の平凡な会話・日本語吹き替え〜
 
ジョン(世界一さわやかな声で)

「ヤア ウエンディ!どうだった?昨日は?マックとデートだろ?ン〜?」

ウエンディ(わざとらしいため息混じりの声、ムダに美声)

「ハァイ、ジョン。それが大変だったのよ」

ジョン(殺人でも目撃したような声で)

「い、一体、な、何があったって言うん だいウエンディ!」

ウエンディ(人生相談でも持ちかけるような沈んだ声で。余分な美声)

「聞いてくれるジョン?ランチは何がいい?ってマックが聞くから答えたの、ハンバーガーがいいわって。そしたらマック、何て言ったと思う?(突然、世界中の悲しみを一身に背負ったような号泣!場違いな美声)「僕はハンバーガーはきらいだ。ラーメンがいいって言うのよ!それもトンコツ。しかもヨビモドシって!何よそれ!そんな食べ物。わたしは食べたことも見たこともないのよ!」

ジョン(この世で一番不幸な人間と遭遇したような一世一代の同情を込めて)

オ〜マイガッ!何ということだ!マックの奴、気でも触れちまったに違いない。可哀想なウエンディ・・・。

ウエンディ(白馬の王子様にお姫様だっこをされたような気分の声で。すこぶる美声)

「ジョン・・・」

ジョン(この一言で自分の人生が決まるという思いを込めて)

「ウエンディとマックは・・・、やっぱり合わないよ」

 
 いかがでしたか?やはり語り口調を文字にするのはムズカシイです。でも、なだぎ&友近になった気分で読み返していただくと、何となく雰囲気がつかめますよ。今回は「独り言」というより「戯れ言」でございました。陳謝。