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第百三十四話 初代熱風録エピソード2

 今回からこのコラムの作者名をイニシャルから実名へと変えさせていただきます。というのも、もう皆さんには僕の正体はバレバレですし。また、前回の「小説風・初代熱風録」の紹介の中に ~舞台は昭和40年代のラーメン屋台。登場人物の「昇」は僕の父、「嘉子」は母、「光」は小学生の頃の僕と思って下さい~ というくだりがありましたが、ある読者の方から「両親は本名なのに、なぜ息子のお前だけ違うのか?」というご質問がありましたので、この場を借りてお答えいたします。実はン十年前、僕が生まれたとき、その名を「光(ひかる)」と母が提案したそうです。母曰く「香る月の光りばい。まるで映画俳優の芸名のごたろうが、よかち思わん?」親父も「そうやにゃ、そりゃよか名ばい」と納得し、そのときから親父も母も、そして周りの親戚たちも、僕を「光ちゃん、光ちゃん」と呼んでいたそうです。やがて出生届けの締め切り日も近づいたある日、親父は1人で出生届けに行き、帰ってきた親父に母は確認のために聞きました。「アンタちゃんと光っち書いてきたね?」親父「うんにゃ、均史っち書いてきた」母は唖然。「なんね、そのヒトシっちゃ!そりゃ映画俳優どころか、まるでお笑いの植木等やんね!」落胆する母を見ても、親父は何食わぬ顔。母はいまでも「光がよかった」と悔やんでいます。しかしなぜ親父はイキナリ「均史」にしたのでしょうか、その親父が他界した今となっては知る由もありません。僕自身もやはり「光」がよかったと、最近特にそう思います。だって「100円ショップ」に行けば、僕の名だらけです。叫びたくなります。「均一・均一」って、オレは百円かよ!