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第十話 あだ名にみる子供たちの残酷さ

 数十年ぶりの小学校や中学時代の同窓会に行けば、皆すでにいいオッチャンやオバチャンなのに、互いに呼び合う名は当時のあだ名(ニックネーム)というのが面白いですね。いい年して「○○ちゃん」。一目置かれる男子には「○○しゃん」
という「ちゃん」の尊敬語バージョンなどもあり、しかも当時のチカラ関係もそのままであります。社会的にどんな立場になっていようと、バンチョーはバンチョーのまま、子分は子分のままというのが笑えます。
 「あだ名」といえば、しかしよくぞそんな名を考えたものだと感心するやら笑えるやらというものが多々ありました。
 その中で、小学生時代に私が感心したのが「シエロ」というあだ名(男子)。これは本名の「江口」という漢字をバラしてカタカナ読みにしたものです。次に笑えるのが、これも小学生のころ、本名「平●(本人の名誉のため1文字伏せます)」という男子のあだ名。当初友人たちは「ヒラチャン」と呼んでいました。しかしやがて「ヒラシャン」となり、ついには「ヒラシャイン」に変化、それが固定されてしまいました。子供とは無神経なもので、その本人の家に遊びに行っても、両親の前で「ヒラシャイン、ヒラシャイン」と、堂々と呼び捨てます。そのお父さんが会社でどのような役職かは子供たちに知る由もなく「おい、ヒラシャイン!」です。今となっては、そのヒラシャインのお父さんがどのような気持ちで我が子のあだ名を聞いていたかは、想像に難くありません。
 大学時代は、各地各県から学生が集まるので、キャンパスには多種雑多な方言が飛び交っておりました。そこで2人の男子学生に付けられたあだ名が、長崎出身のAが「バンタ」、佐賀出身のBが「ソイギンタ」。これは2人とも出身地に誇りを持っていたのでしょう、互いにお気に入りのようでした。
 再び時代を遡りますが、子供は無神経に加えて「残酷」でもあります。ちなみに「あだ名」という言葉をgoo辞書で調べてみると、〜本名とは別に、その人の容姿や性質などの特徴から、他人がつける名〜とありました。言い得て妙です。思い出したのが、中学時代。ある女子のあだ名が「リキイシトオル(力石徹)」。そう当時のマンガ「あしたのジョー」に登場するジョーのライバルです。当然オトコのボクサーです。名付けの理由は「ただ似ているから」でした。これは私たち男子の中で密かにささやいていただけなので、当人の耳には決して入っておりません。さらに極めつけなあだ名もいくつか思い出しましたが、とてもここでは書けません。
 最近は、その容姿や癖などを揶揄したあだ名など「いじめ」の1つとされるでしょう。40数年の過ぎた月日により、すでに時効ということでお許しを。
 今回、一体何を言いたかったのだろう・・・。